最終更新日:2017/10/17
【共有iPadのキャッシュユーザーを削除する】
Apple School Manager(以下、ASM)の共有iPadとして設定された端末では、ログインしたユーザーのデータが下記方法にて保存されます。
- ・Managed Apple IDに保存される
- 通常のiOS端末におけるiCloudによるバックアップのように、ユーザーに作成されているManaged Apple IDのiCloud上に、
自動でバックアップが作成されます。 - どの共有iPadにログインした場合でも、バックアップから復元され、最後に使用した状態のまま再開することができます。
また、バックアップを作成するにあたり、特に設定等は必要ありません。
- ・端末本体のローカルストレージにキャッシュとして保存される
- 共有iPadにiCloudに保存されたユーザーのバックアップから復元するには、容量によって時間がかかるため、
端末本体のローカルストレージにキャッシュとして保存される機能があります。
同じ共有iPad端末に再ログインした場合は、ネットワークを使用せずに復元されるため、使用開始までの時間が短縮されます。 - キャッシュとして保存できるユーザー数は、機種やストレージの容量によってデフォルトの上限数が設定され、
その上限数はmobiconnectから割り当てるDEPプロファイルにて指定することができます。
DEPプロファイルの設定項目は、こちらの記事を参照してください。
本項目では、共有iPadにおいて、ローカルストレージにキャッシュとして保存されているユーザーの情報を削除する方法を説明します。
端末本体のストレージ容量が足りない場合などに実施してください。
① 共有iPadのキャッシュユーザー一覧を取得する
② キャッシュユーザー一覧からユーザーを削除する
① 共有iPadのユーザー一覧を取得する
共有iPadとして設定されているiPadから、ローカルストレージにキャッシュとして保存されているユーザーの情報を削除する前に、最新のユーザー情報を取得します。
- (1) 「ASM」>「共有iPadキャッシュユーザー管理」を選択
- (2) ユーザー情報を取得したい端末が登録されているグループを選択
- (3) ユーザー情報を取得したい端末にチェック
※複数選択可 - (4) 「ユーザー一覧の取得」タブを選択
- (5) 「ユーザー一覧の取得要求確認」ボタンをクリック
- (6) 確認画面にて実行内容を確認して「実行」ボタンをクリック
- (7) ユーザー一覧取得要求が登録されました
- (8) 該当の端末に"共有iPadのユーザー一覧取得"という要求が登録され、ステータスが"成功"になると、情報の取得が完了します。
② キャッシュユーザー一覧からユーザーを削除する
①にて取得したユーザー一覧の情報から、指定のユーザー情報を削除します。
- (1) 「共有iPadのユーザー管理」にて、ユーザー情報を確認したい端末の"表示"をクリックすると、
その端末にキャッシュされているユーザーが一覧で表示されます
すべての端末のユーザー一覧情報を確認する場合は"全表示"をクリックします
- (2) 画面下部の「キャッシュユーザーの削除」タブを選択
- (3) ユーザー削除を実行したい端末にチェックを入れる (複数選択可)
- (4) 削除したいユーザーにチェック (1台につき1ユーザーのみ選択可)
※ (2)にて「キャッシュユーザーの削除」タブを選択するまで、ユーザーを選択することができません
※ ユーザーのチェックボックスは、一度選択すると選択を解除することができないため、削除しない場合は端末選択のチェックを外してください
ユーザーがチェックされていても、端末選択のチェックが外レテいる場合は、削除が実行されません - (5) iCloudへの同期が完了していないユーザーでも削除する場合は「クラウドと未同期のデータがある場合でも削除」にチェック
- (6) 「キャッシュユーザーの削除要求確認」ボタンをクリック
- (7) 実行内容を確認して「実行」ボタンをクリック
- (8) ユーザー削除要求が登録されました
- (9) 管理要求管理にて、選択した端末に「共有iPadユーザーの削除」要求が登録され、ステータスが"成功"になると、ユーザー削除の完了です
ご不明な点や、スタートアップガイドについてご不明な箇所がございましたら、
mobiconnectカスタマーサポートまでご連絡ください。