<アプリの自動配信は2種類あります>
アプリの自動配信の方法は2種類あります。
(2023年1月15日にUIバージョン3管理画面の新機能として「アプリの自動配信設定」機能をリリースしました。)
この記事では、従来の監視ポリシーの必須リストとグループ管理>グループ設定を組み合わせてアプリを自動配信する方法(アプリの自動配信設定:UIv2モードの自動配信)をご案内します。
2023年1月15日にリリースした新たな「アプリの自動配信設定」機能(アプリの自動配信設定:UIv3モードの自動配信)の設定方法は以下の記事をご確認ください。
▼2023年1月15日リリース:アプリを自動配信する(VPPアプリ、App Storeアプリ)https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/14239045121433
目次
1. アプリの自動配信について
2. アプリの自動更新について
1. アプリの自動配信について
mobiAppsオプションをご利用中のお客様では、下記の通り設定を組み合わせて使用することで、
App Store、VPP、In-houseアプリの自動配信をご利用いただけます。
遠隔監視ポリシーの必須リストを使用し、指定したアプリが端末にインストールされていないことを検知し、
自動的にアプリが配信される設定方法となります。
それぞれの操作方法は、iOS端末向けマニュアル、mobiAppsマニュアルを参照してください。
①"必須リスト"を含む遠隔監視ポリシーを作成
②mobiAppsのアプリ管理にて自動配信するアプリを登録する
③グループ設定にてアプリの自動配信設定、監視ポリシーを設定する
補足:アプリリストにアプリを追加した場合の動作について
※ VPPアプリを自動配信する場合は、全ての設定が適用される前に、VPPライセンスの割り当てが完了している必要があります。
① "必須リスト"を含む遠隔監視ポリシーを作成
アプリインストール状態の監視にて、"必須リスト"を含む遠隔監視ポリシーを作成します。
必須リストでは、リストを直接記載する方法と、アプリリストを選択する方法、2つの方法がありますが、 必須アプリの追加や削除があった場合などの利便性を考慮し、アプリリストを使用することをおすすめします。
<iOS端末向け操作マニュアル参照箇所>
10.1.1.遠隔監視ポリシーを作成する
10.2.2.アプリインストール状態の監視
<mobiAppsマニュアル参照箇所>
14.アプリリスト管理
※ VPPアプリを自動配信する場合は、App Storeアプリとしてアプリリストに追加してください。
② 購入したVPPアプリを管理画面に反映する
ASMまたはABMでVPPアプリ購入後、mobiAppsに反映させていない場合、アプリの登録またはVPPトークンの同期を実行します。
UIバージョン3の操作手順 >>
UIバージョン2の操作手順 >>
③ グループ設定にてアプリの自動配信設定、監視ポリシーを設定する
端末および遠隔監視ポリシーが登録されているグループのグループ設定にて、「 アプリケーションの自動配信設定」を有効にします。
※アプリの自動配信設定を有効にする際には、「自動適用される監視ポリシー」に、必須アプリが含まれているポリシーを選択している必要があります。
<iOS端末向け操作マニュアル参照箇所>
UIバージョン3:
グループの編集 >>
グループに適用する監視ポリシー >>
アプリケーションの自動配信設定 >>
UIバージョン2(PDFマニュアル):
2.3. グループの編集
2.4.2. グループに適用する監視ポリシー
2.4.5. アプリケーションの自動配信設定
■自動配信したアプリを端末側で削除した際に、自動で再インストールしたい場合
監視ポリシーの「アプリインストール状態の監視」のスケジュールの設定の以下をそれぞれ設定します。
※「周期」のタイミングで端末の監視を行い、不足しているアプリがある場合は自動配信が行われます。
- 周期:任意の周期を選択
- 期間:「ずっと」を選択
■自動配信したアプリを常に最新にアップデートしたい場合
以下を参照してください。
補足:アプリリストにアプリを追加した場合の動作について
アプリリストにアプリを追加しても、端末にアプリが配信されるのは次の監視の周期になります。
そのため、すぐに自動配信を実行したい場合は、遠隔監視ポリシーを再適用してください。
<iOS端末向け操作マニュアル参照箇所>
10.3.1.監視ポリシーを適⽤する
2. アプリの自動更新について
- グループ管理>グループ設定で「アプリケーションの自動配信設定」を設定した上で、「アプリケーションの自動更新」を「有効」にします。
- 適用している監視ポリシーの「アプリインストール状態の監視」のスケジュールの設定の以下をそれぞれ設定します。
※「周期」のタイミングで端末の監視を行い、アップデート対象のアプリがある場合はアプリの自動配信による更新が行われます。
・周期:任意の周期を選択
・期間:「ずっと」を選択
- 自動更新の対象となるアプリ:
端末に適用している監視ポリシーの「必須リスト」に登録しているアプリです。 - 自動更新のタイミング:
監視ポリシーの「アプリインストール状態の監視」のスケジュール周期に合わせて、端末側のアプリバージョンを取得し、最新バージョンでない場合にアプリの配信を行います。
そのため、常に最新にアップデートしたい場合は、「アプリインストール状態の監視」のスケジュール期間を「ずっと」に設定する必要があります。