目次
例外アプリ(アプリの起動制限)設定とは
設定手順
1.インストール済みアプリ一覧の取得
2.例外アプリ設定用 アプリフォーマットのコピー
3.例外アプリ設定の作成
4.フィーチャーセットの作成
5.フィーチャーセットの適用
例外アプリ(アプリの起動制限)設定とは
mobiconnectでは、端末管理の観点からmobiconnectのエージェントを終了させることができる機能を持つアプリの起動を、デフォルトで制限します。
アンチウィルスやセキュリティ関連のアプリ、またはタスク管理系アプリの多くがこれに該当します。
そのため、mobiconnectのアクティベーションが完了したAndroid端末では、他のアプリを終了させることができる機能を有するアプリを起動した場合、 下記のように「MobiConnectのポリシーにより、使用が認められていないアプリケーションを強制終了しました」というエラー画面が表示され、アプリを起動することができません。
このエラー画面が表示され、起動が制限されるアプリは、"例外アプリ"に設定して端末に適用することで、起動の制限を解除してご利用いただくことが可能です。
mobiconnectとともに該当するアプリをご利用いただく場合は、設定手順のとおり例外アプリ設定を作成し、端末に適用してください。
なお、起動制限されてないアプリを例外アプリに登録しても動作に変化はありません。
<Android OS12以降の端末について>
Android OS12以降の端末では、アプリ起動制限時のメッセージがホーム画面上で以下のように表示されます。
起動が制限されたアプリのパッケージ名は通知欄のステータスバーにて確認することができます。
「パッケージ情報をコピーする」をクリックすることで、アプリのパッケージ名をコピーすることができます。
コピーしたパッケージ名はホワイトリスト、ブラックリスト、例外アプリ設定に使用することができます。
設定手順
1.インストール済みアプリ一覧の取得
端末にインストールされているアプリ一覧の最新情報を取得します。
- サイドナビの「端末管理」を選択します。
- 情報取得を実行する端末が登録されているグループを選択します。
- 情報取得を実行する端末にチェックを付けます。
- 「端末情報取得」をクリックします。
- 「端末情報取得」画面が表示されるので、「端末情報取得設定」タブを開きます。
- 「端末情報の選択」で、「インストール済みアプリ一覧」にチェックを付けます。
- 各情報を取得する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予約日時を設定する」にチェックを付け、取得する日時を指定します。
※指定しない場合は、即時に情報を取得します。 - 「OK」ボタンをクリックします。
- 「インストール済みアプリ一覧」のジョブが登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
- ジョブ管理にて、登録した「インストール済みアプリ一覧」のジョブが成功したことを確認してください。
2.例外アプリ設定用 アプリフォーマットのコピー
- 「端末管理」から、1で「インストール済みアプリ一覧」を実行した端末の右端「…」をクリックし「詳細」を選択します。
- 端末詳細画面が表示されるので、「端末アプリ状況」タブを選択します。
- 端末にインストール済みのアプリ一覧が表示されます。右上の「クリップボードにコピー」ボタンをクリックし、「コピーしました」の文言が表示されることを確認してください。これでクリップボードにアプリ一覧のパッケージ名がコピーされました。
- メモアプリやテキストアプリ等に貼り付けを行うと、インストール済みのすべてのアプリが貼り付けされます。
この一覧の中から、利用するアプリの一行をコピーしてください。
※冒頭にアプリ名が記載され「Unlaunchable」もしくは「Launchable」までの一行が一つのアプリのパッケージ名です。
3.例外アプリ設定の作成
- 管理画面「遠隔設定メニュー」>「フィーチャーセット作成」を選択します。
- 例外アプリ設定を登録するグループを選択します。
- プルダウンリストより「例外アプリ設定」を選択します。
- 「例外アプリ設定」の作成画面で「新規登録」をクリックします。
- 「設定データ名」に例外アプリリストの名前を入力します。
- 「例外アプリリスト」に、2でコピーしたアプリ名を記載します。
※複数ある場合は、改行して複数のアプリ名を記載してください。
※このリストに記載するアプリのフォーマットは、2の手順でクリップボードからコピーしたフォーマット記載する必要があります。アプリ名やID名のみでは動作しません。
記載例:Google Playストアの場合
Google Playストア:com.android.vending:System:Launchable
※アプリのバージョン情報は記載しないようにご注意ください。 - 「登録」で設定を登録します
4.フィーチャーセットの作成
- プルダウンで「遠隔設定フィーチャーセット」を選択します。
- 「新規登録」をクリックします。
- 「設定データ名」にフィーチャーセット名を入力します。
- 「3.例外アプリ設定の作成」で作成した例外アプリ設定を「例外アプリ設定」項目から選択します。
- その他の設定を選択します。
- 「登録」で設定を登録します。
5.フィーチャーセットの適用
- 管理画面「遠隔設定メニュー」>「フィーチャーセット適用」を選択します。
- 端末が登録されているグループを選択します。
- プルダウンで「遠隔設定フィーチャーセット」を選択します。
- フィーチャーセットを適用する端末のチェックボックスにチェックを入れます。
- 4で作成したフィーチャーセットを選択します。
- 「遠隔設定フィーチャーセット要求確認」をクリックします。
- 適用する端末や設定内容を確認します。
- 「実行」をクリックします。
- ジョブ管理にて、端末に適用したフィーチャーセットのジョブステータスが「成功」となったら、設定の適用が完了です。