最終更新日:2018/3/15
Android端末では、遠隔監視機能の"アプリインストール状態の監視"にて、ホワイトリストに記載しない、
またはブラックリストに記載したアプリの起動を制限することが可能です。
- 《ホワイトリスト》
- 記載したアプリ以外のアプリがインストールされていることを検知した場合に、
違反として管理者に通知および、起動を制限します。 - 《ブラックリスト》
- 記載したアプリがインストールされていることを検知した場合に、
違反として管理者に通知および、起動を制限します。
遠隔監視機能とは? |
遠隔監視機能は、端末の設定状況やインストールされているアプリについて、指定されているポリシーと相違ががないか、定期的に取得する機能です。 設定されているポリシーと相違があった場合、ポリシー違反として管理者へ通知します。 Android端末では、"アプリインストール状態の監視"にて、指定されているポリシーと差分があった際に、 管理者へ通知および、アプリの起動を制限することが可能です。 |
設定手順
(1) "インストール済みアプリ一覧"の取得
管理画面「端末制御メニュー」>「端末情報取得」より「インストール済みアプリ一覧」タブにて、
対象の端末番号を選択し、"インストール済みアプリの一覧を取得"のジョブを実行する。
※ ジョブ管理にて、"アプリ一覧取得"のジョブが成功になるまで、
端末詳細情報の端末アプリ状況は更新されません。
(2) アプリのパッケージ名確認
管理画面「端末管理」から対象の端末番号を選択し、端末詳細画面にて
「端末アプリ状況」タブを開き、アプリのパッケージ名を確認する。
アプリのパッケージ名をコピーする際は、一覧画面の右上「リストをコピー」より、 バージョン情報を除く
パッケージ名のみをコピーし、ペーストしてご利用ください。
コピーしたアプリのパッケージをテキストエディタ等にペーストして編集し、起動を許可または、制限するリストを作成します。
リストに記載するアプリのパッケージは下記となります。
例:LINE:jp.naver.line.android:3rd party:Launchable
※ Android OSの仕様により、システム系アプリ等の起動を制限することはできません。
システム系アプリは、「端末アプリ状況」にて、アプリの末尾に「Unlaunchable」と記載されているアプリが該当します。なお、Device Owner(Android Enterprise)では、起動を制限したアプリは「Unlaunchable」になります。システム系アプリを確認する場合は、監視ポリシーを解除した状態でインストール済みアプリ一覧取得のジョブを実行してください。
(3) 遠隔監視ポリシーの作成
① 管理画面「遠隔設定メニュー」>「監視ポリシー作成」を選択
② 「新規登録」ボタンを押下し、登録画面にて「アプリインストール状態の監視」を"有効"に設定
③ スケジュールにて、周期と期間を選択
④ アプリ監視設定の監視方式にて「ホワイトリスト」または「ブラックリスト」を選択
⑤「アプリの実行を禁止する」にチェックを入れる
※「アラームを通知する」を有効にした場合、違反を検知した際に管理者へ通知します。
⑥ リストの記入欄にて"Androidタブ"を選択し、上記手順(2)にて作成したアプリのリストをペーストする
⑦ 遠隔監視ポリシーを登録する
(4) 遠隔監視ポリシーの適用
上記手順(3)にて作成した遠隔監視ポリシーを、端末に適用します。
① 管理画面「遠隔設定メニュー」>「監視ポリシー適用」を選択
② 該当端末にチェックを入れ、上記手順(3)にて作成した監視ポリシーにチェックを入れて、
「遠隔監視要求確認」を押下します。
※ ジョブ管理にて、"遠隔監視ポリシー適用"のジョブが成功になるまで、
ポリシーの設定は反映されません。
【補足事項】アプリ監視設定のホワイトリスト/ブラックリストで制限できないアプリについて |
Android端末の基本機能を保有するアプリはmobiconnectの仕様として制限ができません。 |
【補足事項】アプリの実行禁止時の管理方式ごとの挙動について |
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