ご運用いただいているセットアップ手順やキッティング内容が変更となる場合がありますので、
iOS端末をご利用中のお客様は、必ずご確認いただきますよう、お願いいたします。
Apple社より日本時間3月26日未明にリリースされたiOS12.2より、
セキュリティの向上を目的として、端末側でプロファイルを手動インストールする際の
手順および方法の一部が変更されました。
これに伴い、MobiConnectへ端末を登録する際などのプロファイルインストール手順も、
一部変更されますので、下記の通りご案内いたします。
【iOS12.2で変更される仕様】
プロファイルをインストールする際の流れが、下記の通りに変更されます。
なお、こちらの仕様変更は、MDMのプロファイルだけではなく、
ブラウザ経由でプロファイルを手動インストールする場合の全てのケースに該当します。
- 変更前の手順および画面遷移
- (1) Safariなどでプロファイルをダウンロードする
- (2) 設定画面へ自動で遷移し、プロファイルのインストール画面が表示される
- (3) 画面上でインストール操作を実行
- 変更後の仕様と手順および画面遷移
- (1) Safariなどでプロファイルをダウンロードする
- (2) ダウンロードが完了したら、ホームボタンを押す
- (3) ホーム画面で設定アプリをタップして起動し、「一般」から「プロファイル」を選択
※または「プロファイルとデバイス管理」 - (4) ダウンロード済みのプロファイルのインストールを手動で実行
※仕様変更前のiOSバージョンで、手順が変更されることはありません。
【仕様変更によってMobiConnectでの手順が変更となる操作】
・SafariからApple MDM登録する
・MobiConnect MDM AgentよりIVI MDM登録およびHybrid MDM登録する
・フィーチャーセットおよびプロファイルの配信をタップ方式で実行する
・Hybrid MDMおよびIVI MDM登録されている端末にインアクティベーションを実行する
※強制インアクティベーションした場合を除く
なお、Apple Configurator2とUSB接続してプロファイルを直接インストールする場合と、
Apple School ManagerやApple Business ManagerなどのDevice Enrollment Program、
Apple Configurator2でセットアップする際の端末登録については、従来通りの手順のままとなり、
変更箇所は特にありません。
【iOS仕様変更後の手順例】
- プロファイルをインストールする際に、Safariでプロファイルがダウンロードされます
ここで従来は「許可」をタップすると、ダウンロードしたプロファイルをインストールする
設定画面が表示されていましたが、iOS12.2以降では設定画面に遷移しません - プロファイルがダウンロードされたメッセージで「閉じる」をタップ
- 設定アプリから「一般」をタップ
またはSafariの画面の「設定アプリへ」のリンクをタップしても、設定アプリが開きます
- 「プロファイル」または「プロファイルとデバイス管理」をタップ
- ダウンロード済みプロファイルの「Profile Service」をタップ
(ここで表示されるダウンロード済みのプロファイルは、ダウンロードから8分経過すると自動で削除されます) - 右上の「インストール」をタップして、画面に従ってプロファイルのインストールします
画面ロックのパスコードが設定されている場合、インストール時に入力が求められます