卒業生端末を初期化せずに卒業生へ返却する場合の対応手順です。
教育機関向け ー 運用 2.卒業生の端末への対応チャートの[パターンD]に該当する対応手順です。
1.VPPライセンスの回収・アプリの削除
2.端末の所有を解除する(ASM側作業)
3.インアクティベーション・端末データの削除
4.端末本体の不要なデータの削除
1.VPPライセンスの回収・VPPアプリの削除
割り当て済みのVPPアプリのライセンスを回収し、アプリの削除を行います。
※Hybrid MDMで運用している場合、mobiconnectクライアントアプリは削除しないでください。Hybrid MDM端末は「3.インアクティベーション」でクライアントアプリが必要です。
<UIバージョン2 mobiApps操作マニュアル参照箇所>
端末シリアル番号に割り当てたVPPライセンスを回収する >>
3.8.6.1 VPPユーザーに割り当て済みのVPPライセンスを回収する
9. アプリを遠隔で削除する
<UIバージョン3 mobiApps操作マニュアル参照箇所>
端末(シリアル番号)に割り当てたVPPライセンスを、アプリを指定して回収する >>
端末(シリアル番号)に割り当てたVPPライセンスを、特定の端末から一括で回収する >>
VPPユーザーに割り当て済みのVPPライセンスを、アプリを指定して回収する >>
VPPユーザーに割り当て済みのVPPライセンスを、特定のVPPユーザーから一括で回収する >>
VPPアプリをアンインストール(削除)する >>
※UIv3を利用中でライセンス自動回収の対象の場合、「アプリの削除」の操作のみで問題ありません。
卒業生が引き続き同じアプリを利用したい場合、VPPアプリとして配信したアプリは削除し、各個人のApple IDを利用しApp Storeからアプリをインストールする必要があります。(VPPアプリがインストールされた状態ではApple IDでアプリの購入ができないため、VPPアプリの削除が必要です。)
2.端末の所有を解除する(ASM側作業)
Apple School Managerでのデバイスの所有の解除し、端末を学校の管理から外します。
Apple School Managerでのデバイスの所有の解除(Apple School Managerのユーザーガイド) >>
3.インアクティベーション・端末データの削除
インアクティベーションを実行し、端末を無効状態にした後、端末データを削除します。
※Hybrid MDMで運用している場合、インアクティベーションの完了後にmobiconnectクライアントアプリの削除・mobiconnectクライアントアプリのVPPライセンスの回収を行ってください。
4.端末本体の不要なデータの削除
端末内の卒業生のデータ(写真やメモ等)を削除します。
この操作はmobiconnectでは行えないため、端末本体でご対応ください。
以上で対応は完了です。
卒業生へ端末を返却ください。