目次
方法1:紛失モードを有効にした端末の位置情報を取得する
方法2:クライアントアプリの機能を利用して位置情報を取得する
方法1:紛失モードを有効にした端末の位置情報を取得する
紛失モードを有効にした端末より、紛失モード状態情報と位置情報を取得します。
紛失モード状態情報は、端末の紛失モードが有効・無効のどちらの状態であるか、端末から取得して確認できます。
紛失モード時位置情報取得は、端末側の設定メニューにて、位置情報の送信がオフに設定されている場合でも、強制的に位置情報を取得することができます。
紛失モードの有効、および紛失時モード中の位置情報の取得には、モバイルまたはWi-Fiのネットワークに接続されていること、電源が入っていることが必要です。
位置情報はApple MDM方式にて取得されるため、クライアントアプリは不要です。
※ユーザーインターフェイスバージョン3の画面操作手順です。
ユーザーインターフェイスの切り替え手順はこちらをご参照ください。
- サイドナビで「端末管理」を選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末があるグループを選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末にチェックを付けます。
- 「紛失時対策」をクリックします。
- 「紛失時対策」画面を表示したら、「紛失モード情報」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「紛失モード情報」画面が表示されるので、「紛失モード情報取得設定」タブを開きます。
- 紛失モード状態情報を取得する場合は、「紛失モード取得」にチェックを付けます。
- 端末の位置情報を取得する場合は、「紛失モード時位置情報取得」にチェックを付けます。
- 各情報を取得する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予約日時を設定する」にチェックを付け、取得する日時を指定します。指定しない場合は、即時に情報を取得します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 情報取得の要求が登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
【補足事項】 紛失モードの状態を確認する方法 |
紛失モード取得によって取得された情報は、端末番号をクリック後に表示される端末情報詳細画面にて、「端末情報」タブの”メモリとファームウェア情報”に記載されます。 iOS9.3未満の端末では、取得要求は成功となりますが、取得することができない項目のため、「ー」と表示されます。 |
【補足事項】 非対応の端末に紛失モード時位置情報取得を実行した場合 |
非対応の端末に対して紛失モード時位置情報取得を実行した場合、ジョブ管理のステータスが下記の端末エラーとなり、位置情報は取得されません。 iOS9.3未満の端末、および監視対象に設定されていない端末"Replace","3163","500","" "Replace","3161","500","" . ErrorChain=ErrorCode[0]=12021,USEnglishDescription[0]=“EnableLostMode” is not a valid request type. |
【補足事項】 取得した位置情報を確認する方法 |
紛失モード時位置情報取得によって取得された位置情報は、端末番号をクリック後に表示される端末情報詳細画面にて、「端末情報」タブの”位置情報”に記載されます。 |
方法2:クライアントアプリの機能を利用して位置情報を取得する
この方法は端末がHybrid MDM方式もしくはIVI MDM方式の制御方式で管理されている必要があります。
※ユーザーインターフェイスバージョン3の画面操作手順です。
ユーザーインターフェイスの切り替え手順はこちらをご参照ください。
- サイドナビの「端末管理」を選択します。
- 情報取得を実行する端末が登録されているグループを選択します。
- 情報取得を実行する端末にチェックを付けます。※複数選択可
- 「端末情報取得」をクリックします。
- 「端末情報取得」画面が表示されるので、「端末情報取得設定」タブを開きます。
- 「端末情報の選択」で「位置情報」にチェックを付けます。
- 各情報を取得する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予約日時を設定する」にチェックを付け、取得する日時を指定します。指定しない場合は、即時に情報を取得します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- 情報取得の要求が登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
【補足事項】バックグラウンドでの取得について |
位置情報取得を実行時に、クライアントアプリがバックグラウンドで動作している場合、端末側に表示されたPUSH通知をタップしたり、クライアントアプリを起動せずに、位置情報を取得することが可能です。 |