VPPアプリを配信する際には、アプリ配信の前にVPPライセンスを割り当てておく必要があります。mobiAppsには、このVPPライセンスを⾃動で割り当てる機能があります。
なお、VPPライセンスの⾃動割当は、デバイスベース(シリアル番号)でのライセンスの割当のみに対応しています。VPPユーザーを使⽤している場合は、⾃動割当機能を利⽤することができません。
■ライセンス自動割当設定の影響範囲
VPPライセンスの⾃動割当機能は、⾃動割当⽤のVPPトークンを登録するだけで有効になります。
配下のサブグループにも同じVPPトークンのVPPライセンスから⾃動割当したい場合は、上位のグループにVPPトークンを登録することで、下位の全てのグループに反映されます。
1. ライセンス自動割り当て設定が必要なパターン
2. ライセンス自動割当用のVPPトークンを登録する
UIバージョン3の操作手順
UIバージョン2の操作手順
3. ライセンス自動割当用のVPPトークンを更新する(年次作業)
1.ライセンス自動割り当て設定が必要なパターン
以下のパターンに当てはまる場合は、ライセンス自動割り当て設定が必要です。
- UIバージョン2もしくはUIバージョン3で、監視ポリシーの必須リストによってVPPアプリを自動配信する
- UIバージョン2で、mobiAppsオンデマンドで端末側からリクエストされたVPPアプリを配信する
- UIバージョン3で、mobiAppsオンデマンドの動作モードをUIv3モードにせずにmobiAppsオンデマンドで端末側からリクエストされたVPPアプリを配信する
mobiAppsオンデマンドのUIバージョン3への切り替えについて >>
※UIバージョン3でmobiApps>VPPアプリとブックからVPPアプリを配信する場合は、VPPアプリのインストール時にライセンスを割り当てることができるため、本項⽬の設定は不要です。
※UIバージョン3でmobiAppsオンデマンドの動作モードをUIv3モードに切り替えている場合は、本項⽬の設定は不要です。
2. ライセンス自動割当用のVPPトークンを登録する
UIバージョンによって、管理画面への反映手順が異なります。
UIバージョンについてはこちらをご参照ください。
UIバージョン3のライセンス自動割当設定手順
UIバージョン2のライセンス自動割当設定手順
【補⾜事項】ライセンス⾃動割当⽤のVPPトークンとグループの関係について |
上位のグループにライセンス自動割当のVPPトークンが登録されている場合、その配下のグループも同じVPPトークンでライセンスが自動適用されます。 例えば、最上位のグループの下に複数のグループが登録されている場合、全てのグループに登録されている端末で同じVPPトークンを使⽤しているのであれば、最上位のグループにのみVPPトークンを登録することで、 下位の全てのグループでも⾃動割当が有効になります。 また、下位のグループにそれぞれ異なるVPPトークンを登録した場合は、その下位に登録されているそれぞれ のグループに、⾃動割当が適⽤されます。 ⾃動割当を実⾏する際に、該当端末が所属するグループに⾃動割当⽤のVPPトークンが登録されていない場合、その上のグループ、さらにその上のグループと上位に登録されているVPPトークンを使⽤してライセンス を割り当てます。 |
【補足事項】VPPトークンを更新した場合について |
VPPトークンは有効期限が1年となっているため、更新作業が必要となります。
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UIバージョン3
- サイドナビの「mobiApps」>「ライセンス自動割当」を選択します。
- 自動割当用のVPPトークンを登録するグループを選択します。
- 「ライセンス自動割り当てに使用するVPPライセンス管理トークンを登録」ボタンをオンにします。
- VPPトークンを登録するグループを選択します。
- 「+ 追加」ボタンをクリックします。
- 登録するVPPトークンにチェックを付けます。
- 「追加」ボタンをクリックします。
- VPPトークンが追加されていることを確認します。
- 「保存」ボタンをクリックで登録完了です。
UIバージョン2
「mobiApps > VPPアプリとブック」を選択後、VPPトークンが登録されているグループを選択し、ライセンス自動割当タブをクリックします。以降の手順は、上記のUIバージョン3の手順3〜手順9と同じです。
3. ライセンス自動割当用のVPPトークンを更新する(年次作業)
年次作業の「VPPトークンの更新」後に必要な対応です。
※この操作は以下に該当する場合に、年に一度対応が必要です。
- 「UIバージョン2」で「ライセンス自動割当」を利用している場合
- 「UIバージョン2」でアプリの自動配信を利用している場合
※「UIバージョン3」でアプリの自動配信を利用しており、VPPトークンの更新を「サーバトークンの更新」で行っている場合は対応不要です。
- ライセンス自動割当画面を表示します。
- 自動割当用のVPPトークンを登録するグループを選択します。
- 「ライセンス自動割り当てに使用するVPPライセンス管理トークンを登録」ボタンをオンにします。
- VPPトークンを登録するグループを選択します。
- グループに登録されているVPPトークンにチェックを入れます。
- 「削除」ボタンをクリックします。
- VPPトークンを登録するグループを選択します。
- 「+ 追加」ボタンをクリックします。
- 登録するVPPトークンにチェックを付けます。
- 「追加」ボタンをクリックします。
- VPPトークンが追加されていることを確認します。
- 「保存」ボタンをクリックで登録完了です。