1. 監視ポリシーを作成する
- サイドナビの「遠隔設定管理メニュー」>「監視ポリシー作成」を選択します。
- 監視ポリシーを作成するグループを選択します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- 「遠隔監視ポリシー名」(必須)と「説明」(任意)を⼊⼒します。
- 監視する項⽬にて「する」のラジオボタンを選択すると、項⽬の詳細が表⽰されます。
各種項⽬を設定します。
<各項目の詳細>
・設定状況の監視
・アプリインストール状態の監視
・位置情報の監視
・SIM交換の監視
- 項⽬の選択、設定が完了したら「登録」ボタンをクリックして登録します。
- 元の画⾯に戻り、登録完了のメッセージが表⽰されます。
2. 端末設定状況の監視
構成プロファイルや遠隔設定フィーチャーセットにて、端末に適⽤されている制限や、端末のOSバージョン等を監視することが可能です。
※遠隔監視機能では、端末に制限を強制するものではなく、端末に適⽤されている制限や設定が、監視ポリシーに違反している場合に、管理者へ通知する機能となります。
制限を強制する場合は、作成したデバイス利⽤制限などの設定を、遠隔設定フィーチャーセットとして適⽤する必要があります。
2.1 スケジュールの設定
監視を実⾏する周期と期間を設定します。
- 周期
3時間、6時間、9時間、12時間、または⽇数を数字で指定して間隔を設定します。 - 期間
3時間、6時間、9時間、12時間、15時間、18時間、21時間、または⽇数を数字で指定して期間を設定します。
設定を⼿動で解除するまで監視を続ける場合は、”ずっと”を選択します。
2.2 監視項⽬の詳細
項目 | 説明 |
---|---|
ロック状態 | iOSでは⾮対応の監視項⽬です。 |
Android端末状態 | iOSでは⾮対応の監視項⽬です。 |
期待値:メモリとファームウェア情報 | OSバージョンの監視をする場合、下段を選択し、⼊⼒ボックスに期待値のOSバージョンを記載します。 ワイルドカード指定を選択した場合、マイナーバージョン以降はワイ ルドカード「*」の指定が可能です。 系列バージョン指定は、例えば9.3を⼊⼒した場合、9.3および9.3.nが許可されるバージョンとなります ※ iOSのバージョンアップ等を制限する機能ではありません。 iOSのバージョンアップは、iOSの仕様により制限することができません が、適⽤を遅らせることは可能です。ソフトウェア・アップデートの遅 延(監視対象のみ)を参照してください。 |
期待値:ローカルセキュリティポリシー | iOSでは⾮対応の監視項⽬です。 |
期待値:デバイス利⽤制限 | 遠隔設定フィーチャーセット、構成プロファイルにて適⽤されている デバイス利⽤制限の設定状況を監視します。 |
期待値:暗号化設定 | iOSでは⾮対応の監視項⽬です。 |
期待値:アンチウィルスアプリ | iOSでは⾮対応の監視項⽬です。 |
3. アプリインストール状態の監視
端末にインストールされているアプリの情報を取得し、ホワイトリスト、ブラックリスト、必須リストにて差分を検知した場合に、管理者へ違反を通知したり、 アプリの起動を制限することが可能です。
3.1 スケジュールの設定
監視を実⾏する周期と期間を設定します。
- 周期
3時間、6時間、9時間、12時間、または⽇数を数字で指定して間隔を設定します。 - 期間
3時間、6時間、9時間、12時間、15時間、18時間、21時間、または⽇数を数字で指定して期間を設定します。
設定を⼿動で解除するまで監視を続ける場合は、”ずっと”を選択します。
3.1 アプリ監視設定
監視方式について
監視⽅式にて、インストール状況の差分を確認する⽅法を選択します。
- ホワイトリスト
記載したアプリ以外のアプリがインストールされていることを検知 - ブラックリスト
記載したアプリがインストールされていることを検知 - 必須アプリ
記載したアプリがインストールされていないことを検知
※監視⽅式は、ホワイトリストまたはブラックリストと必須アプリが同時に選択可能です。
※ホワイトリストとブラックリストを同時に選択して使⽤することはできません。
ホワイトリスト・ブラックリストの設定について
- ホワイトリストまたはブラックリストを設定します。
- ホワイトリストにないアプリを検出したとき、または、ブラックリストにあるアプリを検出した時の動作にチェックを入れます。
・アラームを通知する
管理画面のホームや監視メールに違反を通知します。
・アプリの実行を禁止する
端末側でアプリを非表示にします。
※端末が監視モードに設定されている必要があります。
- ホワイトリストまたはブラックリストのアプリを指定します。
・テキストで指定する
テキストで指定します。
※標準アプリを記載する場合は、「上記リストにiOS標準アプリを追加する」をクリックすると、
登録可能な標準アプリが全て追加されるため、リストに不要なアプリは削除して記載してください。
・mobiAppsのアプリリストより指定する
作成済みのmobiAppsのアプリリストを指定します。
※mobiAppsのご契約が必要です。
・mobiAppsのアプリリストグループより指定する
作成済みのmobiAppsのアプリリストグループを指定します。
※mobiAppsのご契約が必要です。
【補足事項】 ホワイトリストでアプリの起動を制限するとWebクリップも制限される |
iOS/iPadOSの仕様により、アプリインストール状態の監視にて、ホワイトリストを使⽤してアプリの起動制限を使⽤すると、iOS/iPadOSの仕様により、端末側で⼿動で追加した、または構成プロファイルやブックマーク設定にて追加されたWebクリップのアイコンも⾮表⽰となります。 この場合は、ホワイトリスト作成時に「上記リストにWebクリップを追加する」のボタンをクリックすると、ホワイトリストにWebクリップが追加され、⾮表⽰にすることを回避できます。 また、アプリリストを使⽤した場合も同様となり、標準アプリに「Webクリップをリストに追加する」をクリックすることで、⾮表⽰にすることを回避できます。 |
【補足事項】 ホワイトリストでアプリの起動を制限するとQRコードが読み込めない場合の対応⽅法 |
iOS/iPadOS14以降の端末に対してホワイトリストによるアプリの起動を制限している場合、以下の事象が発 ⽣します。 事象1:カメラアプリでQRコードが読み取れない OSの仕様による動作となりますが、mobiconnect側でQRコードを読み取るためのアプリを標準アプリに追加しました。 アプリリストに以下のアプリを追加することで、それぞれの事象が改善されます。 事象1への対応アプリ 事象2への対応アプリ テキスト指定時は、以下の記述を追加することで、それぞれの事象が改善されます。 事象1への対応アプリ 事象2への対応アプリ |
3.3 必須リストの設定について
- 必須リストに端末でインストールされないアプリを検出したときにアラームを通知する場合はチェックを入れます。
- 必須リストのアプリを指定します。
・テキストで指定する
テキストで指定します。
※標準アプリを記載する場合は、「上記リストにiOS標準アプリを追加する」をクリックすると、
登録可能な標準アプリが全て追加されるため、リストに不要なアプリは削除して記載してください。
・mobiAppsのアプリリストより指定する
作成済みのmobiAppsのアプリリストを指定します。
※mobiAppsのご契約が必要です。
・mobiAppsのアプリリストグループより指定する
作成済みのmobiAppsのアプリリストグループを指定します。
※mobiAppsのご契約が必要です。
4.位置情報の監視
端末にインストールされているクライアントアプリを使⽤して、設定された周期に位置情報を取得します。
遠隔監視における位置情報取得では、クライアントアプリにPUSH通知は表⽰されません。
※監視ポリシーの適⽤時、位置情報を含む監視ポリシーの解除、変更時にはPUSH通知のタップが必要です。
4.1 スケジュールの設定
遠隔監視では、監視を実⾏する周期と期間を設定します。
- 周期
3時間、6時間、9時間、12時間、または⽇数を数字で指定して間隔を設定します。 - 期間
3時間、6時間、9時間、12時間、15時間、18時間、21時間、または⽇数を数字で指定して期間を設定します。
設定を⼿動で解除するまで監視を続ける場合は、”ずっと”を選択します。
5. SIMの監視
端末に挿⼊されているSIMカードが、交換されたり未挿⼊の状態となったことを検知すると、監視通知として管理者にアラートを通知する機能です。
SIM交換の監視では、監視ポリシーを適⽤する時に、端末基本情報取得によってすでに取得済みの電話番号の情報を元に、設定された周期で下記を検知した場合に、管理者にアラートを通知する機能です。
【監視アラート通知条件】
・SIMカードが未挿⼊の状態となった(電話番号の情報を取得できなかった)
・違うSIMカードが挿⼊されている(元の電話番号とは異なる電話番号を取得した)
なお、端末がネットワークに接続されていない状態では、電話番号の情報を取得できないため、監視の周期でSIMカードが交換されていることを検知できず、アラートが通知されないこともありますので、ご注意ください。
5.1 スケジュールの設定
遠隔監視では、監視を実⾏する周期と期間を設定します。
- 周期
3時間、6時間、9時間、12時間、または⽇数を数字で指定して間隔を設定します。 - 期間
3時間、6時間、9時間、12時間、15時間、18時間、21時間、または⽇数を数字で指定して期間を設定します。
設定を⼿動で解除するまで監視を続ける場合は、”ずっと”を選択します。
【補足事項】電話番号が変更されて監視アラートが通知された場合の解除⽅法 |
UIバージョン3
UIバージョン2
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※作成した監視ポリシーの削除方法や編集方法は操作マニュアルをご参照ください。