2022年10月14日
ここでは新入社員・新入生の端末を都度追加する場合や
紛失・破損時に新しい端末を追加でアクティベーション(登録)する場合の手順、
また、mobiconnectの管理下から解除する場合や、紛失・破棄端末の消費ライセンスを空けるための、
インアクティベーション(登録解除)の手順をご紹介します。
すでに登録されている端末を(他の方式などに)登録し直す場合は、
インアクティベーション後にアクティベーションを行います(端末の初期化が不要な場合)。
※初期化、または破棄する端末にVPPアプリを配信していた場合、
インアクティベーション前にVPPライセンスを回収することを推奨しております。
(インアクティベーション後でもVPPライセンスの回収は可能です。)
初期化後に同じアプリを使用して端末を再利用する場合は、ライセンス回収は不要です。
対象マニュアル:その他(UIバージョン2または3)>「操作マニュアル mobiApps編」
マニュアル参照項目:
・シリアル単位で配信していた場合
「割り当て済みのVPPライセンスを回収する」、「VPPライセンスを一括回収する」
「シリアル番号による割当・回収(端末指定)」(アプリリスト使用)
・ユーザー単位で配信していた場合
マニュアル対象目次:
「VPPユーザーを停止する」、「複数のVPPユーザーを一括で停止する」
「VPPユーザーによる割当・回収」(アプリリスト使用)
退職・卒業などで一度端末を初期化し、
再度mobiconnectの管理下に登録する場合は下記をご参照ください。
【運用】端末を初期化して再度mobiconnectで利用する場合
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900002162566
アクティベーション・インアクティベーションのどちらも、
初回のアクティベーション方法で手順が変わるため、
現在どの方式で登録されているか不明の場合は下記をご参照ください。
【iOS】利用できる機能を決める「MDM方式」と
「監視モード※監視対象」、「アクティベーション方法」について
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900000422066
参照箇所:①、②の「mobiconnect上の確認方法」
複数の端末を確認する必要がある場合は下記をご参照ください
【便利機能紹介2】端末の最新情報取得、
登録情報一括確認による設定漏れやインストールアプリの把握
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900000436763
参照箇所:③、④のCSVダウンロード手順と、CSVで確認する箇所
※同じ端末は二重登録はできないため、
既にアクティベーションされている端末を再登録する場合は
先にインアクティベーションを行う必要があります。
※紛失・破損などで二度とその端末を使用しない場合でも
ライセンスを消費しているため、インアクティベーションを必ず行いましょう。
※端末を追加でアクティベーションするだけなら、インアクティベーションは不要です。
※バージョン2(既存のUI)のものを基準にご案内しております。
※リリースの状況により、実際の画面・内容と異なる可能性がございます。
この記事で紹介する項目
①端末を追加でアクティベーションする方法
②端末をインアクティベーションする方法
①端末を追加でアクティベーションする方法
テスト運用後に残りの端末を登録する際や、
都度、追加で端末を登録する場合にこの流れとなります。
破損・紛失などで全く新しい端末に変わる場合や、
違うアクティベーション方法で再登録をする場合は
一度インアクティベーションを行ってからこちらの流れを実行します。
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①-1.DEPでアクティベーションする場合
①-2.ACでアクティベーションする場合
①-3.その他でアクティベーションする場合
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①-1.DEPでアクティベーションする場合
※アクティベーション時、端末の初期化が必要となります。
下記URLの④(まだASM/ABMへ端末登録をしていない端末の場合)、⑥、⑦を行います。
※DEPでのアクティベーションが初めての場合、①から行います。
DEPを使用した端末のキッティング手順
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/360000004601
参照箇所:④、⑥ 、⑦
※グループを指定する場合は「⑤ DEPプロファイルを作成する(mobiconnect)」から
DEPプロファイル内の下記項目で登録先のグループを指定します。
・「端末登録先グループ」
・「登録先グループの認証用ユーザーID(必須)」
・「登録先グループの認証用パスワード(必須)」
(グループ以外の設定を変更しない場合は「プロファイル名(必須)」以外の項目は
すでに作成しているDEPプロファイルと同じで大丈夫です)
また、「DEPプロファイル」に使用する「DEPトークン」の有効期限は、1年となります。
有効期限が切れている場合は、下記を参考に「DEPトークン」の更新を先に行いましょう。
対象マニュアル:iOS端末向け(UIバージョン2、または3)>Device Enrollment program
対象目次:「DEPトークンの更新」
①-2.ACでアクティベーションする場合
※Mac PCと端末をつなげるケーブルが必要です。
※アクティベーション時、端末の初期化が必要となります。
以前にACで同じアカウントでアクティベーションを行ったことがあり、
アクティベーション時のMac PCも用意できる場合、下記URLの⑤、⑥のみ行います。
※ACでのアクティベーションが初めての場合①から行います。
※ACでのアクティベーションは2回目以降でもMac PCが異なる場合は
①から行います。(組織情報だけ読み込み可能)
Apple Configuratorを使用した端末のキッティング手順
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206327322
参照箇所:⑤、⑥
※登録先のグループを指定する場合は
「① MDMサーバ情報を設定する」から行う必要があります。
①-3.その他でアクティベーションする場合
詳しい登録の流れは下記をご参照ください。
・Apple MDMで登録する場合
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329282
・IVI MDMで登録する場合
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329262
※ページはHybrid MDMの登録となっていますが、同様の手順で登録できます。
※2018年12月以降にご契約されたお客様は「④ デフォルトアカウントの変更」は不要です。
・Hybrid MDMで登録する場合
Apple MDM>Hybrid MDMで登録:
Apple MDMでアクティベーションした後に下記を実行。
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329262
※2018年12月以降にご契約されたお客様は「④ デフォルトアカウントの変更」は不要です。
IVI MDM>Hybrid MDMで登録:
IVI MDMでアクティベーションしたあとに下記マニュアルをご参照ください。
iOS端末向け(UIバージョン2、または3)>操作マニュアルApple iOS編
参照箇所:クライアントアプリからHybrid MDM登録する
(2)登録された端末を管理画面にて確認する
(3)登録された端末にサービスプランを割り当てる
※2018年12月以降にご契約されたお客様は「④ デフォルトアカウントの変更」は不要です。
②端末をインアクティベーションする方法
mobiconnectに登録されている端末(他のアカウントに登録されている場合も含む)は、
インアクティベーションを行わない限り再登録ができないだけでなく、
ライセンスを使用し続けます。
このため、破損・紛失などで端末が新しくなる場合も
インアクティベーションを行う必要があります。
※管理画面上で端末を「削除」まで行うことでライセンスが空きます。
端末を再登録する場合には「削除」作業は不要です。
また端末のMDM方式、通信可否によりインアクティベーションの手順や種類が異なります。
※下記項目の「強制インアクティベーション」は端末の状態により、
初期化が必要となる可能性があります。
通常のインアクティベーションが行える条件時に
「強制インアクティベーション」を行わないようご注意ください。
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②-1.通常のインアクティベーションについて
②-2.強制インアクティベーションについて
②-3.端末の削除方法
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②-1.通常のインアクティベーションについて
基本的にはこちらの方法でインアクティベーションを行います。
下記より、当てはまるMDM方式をページをご参照ください。
Apple MDMの場合:
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329322
Hybrid MDM、IVI MDMの場合:
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329302
【重要】2018年12月以前にご契約されたお客様で、インアクティベーション後にそのまま端末をご利用いただく場合
必ずインアクティベーション前に、端末側の「設定」内の「連絡先」、「メール」、「カレンダー」、
「リマインダー」、「メモ」の内、どの項目が「IVI ActiveSync Gateway Server」のアカウントを
ご利用(オンになっている)しているかご確認ください。
「IVI ActiveSync Gateway Server」に設定されている項目(例えば「連絡先」など)は
インアクティベーション時に情報が削除されてしまうため、端末に情報を残したい場合、
3rdアプリなどで事前にバックアップをご検討いただく必要がございます。
「IVI ActiveSync Gateway Server」の確認方法などは下記をご参照ください。https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329262
参照箇所:④ デフォルトアカウントの変更
②-2.強制インアクティベーションについて
破損・紛失などで、その端末を今後利用する予定がない場合(破棄する場合)や、
アクティベーション中の端末を初期化してしまった場合など、
(アクティベーション時のMDMプロファイルが端末に存在しない場合)
mobiconnectからのジョブを端末に実行することができなくなった場合に、
強制インアクティベーションを行います。
強制インアクティベーションの注意点としては、端末と通信をしない登録解除方法のため、
インアクティベーションをする際に、端末上で既に適用されている制限や、設定を解除しません。
この場合、制限や設定内容によっては、何をしても解除できない状態になり、
端末の初期化が必要となります。
手順については下記QAのAの箇所をご参考ください。
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206329042
インアクティベーションが完了すると「端末状態」が「無効」になり、管理画面上で削除が可能になります。
※「端末状態」から再度アクティベーションすることも可能ですが、ライセンスは消費したままとなります。
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削除手順:
1.削除したい「無効」端末にチェックを入れます。
2.上部に表示されるアイコンよりゴミ箱アイコンを選択します。
3.端末にクライアントアプリ(mobiconnectのアプリ)が入っていないことを確認し「端末一括削除」を選択します。
上記で管理画面上より端末が削除され、ライセンスが空けられます。
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以上となります。 引き続きmobiconnectをよろしくお願いいたします。
mobiconnectカスタマーサポート