2020年8月5日
ここでは新入社員・新入生の端末を都度追加する場合や
紛失・破損時に新しい端末を追加で再アクティベーション(登録)する場合の手順、
また、mobiconnectの管理下から解除する場合や、紛失・破棄端末の消費ライセンスを空けるための、
インアクティベーション(登録解除)の手順をご紹介します。
すでに登録されている端末を(他の方式などに)登録し直す場合は、
インアクティベーション後にアクティベーションを行います(端末の初期化が不要な場合)。
Device Admin(従来版)からDevice Owner(Android Enterprise)へ変更する場合や、退職・卒業などで一度端末を初期化し、
再度mobiconnectの管理下に登録する必要がある場合は下記をご参照ください。
【運用】端末を初期化して再度mobiconnectで利用する場合
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900002162566
アクティベーション・インアクティベーションのどちらも、
初回のアクティベーション方法で手順が変わるため、
現在どの方式で登録されているか不明の場合は下記をご参照ください。
【Android】利用できる機能を決める「管理方式」と
「アクティベーション方法」が変わる「制御方式」について
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900000437146
参照箇所:①、②の「mobiconnect上の確認方法」
複数の端末を確認する必要がある場合は下記をご参照ください
【便利機能紹介2】端末の最新情報取得、
登録情報一括確認による設定漏れやインストールアプリの把握
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900000436763
参照箇所:③、④のCSVダウンロード手順と、CSVで確認する箇所
※同じ端末は二重登録はできないため、
既にアクティベーションされている端末を再登録する場合は
先にインアクティベーションを行う必要があります。
※紛失・破損などで二度とその端末を使用しない場合でも
ライセンスを消費しているため、インアクティベーションを必ず行いましょう。
※端末を追加でアクティベーションするだけなら、インアクティベーションは不要です。
※バージョン2(既存のUI)のものを基準にご案内しております。
※リリースの状況により、実際の画面・内容と異なる可能性がございます。
この記事で紹介する項目
①端末を追加でアクティベーションする方法
②端末をインアクティベーションする方法
①端末を追加でアクティベーションする方法
テスト運用後に残りの端末を登録する際や、
都度、追加で端末を登録する場合にこの流れとなります。
破損・紛失などで全く新しい端末に変わる場合や、
違うアクティベーション方法で再登録をする場合は
一度インアクティベーションを行ってからこちらの流れを実行します。
-----------------------------------------------------
①-1.Device Owner(Android Enterprise)でアクティベーションする場合
①-2.Device Owner(Android Enterprise非対応)でアクティベーションする場合
①-3.Device Admin(従来版)でアクティベーションする場合
-----------------------------------------------------
※①-1、①-2は端末の初期化が必要。①-3は初期化は不要です。
①-2、①-3はAndroid9までしか設定できず、10以降にバージョンアップした場合、使用できなくなります。
①-1.Device Owner(Android Enterprise)でアクティベーションする場合
※アクティベーション時、端末の初期化が必要となります。
※アクティベーション時に端末にSIMが挿入されている状態であれば「3G/LTE接続方式」
SIMが挿入されていない場合は「Wi-Fi接続方式」となります。
※「Device Owner (Android Enterprise)」への登録が初めての場合は
「Android EMM設定」が先に必要になります。※2回目以降は不要。
対象マニュアル:Android端末向け(UIバージョン2、または3)>操作マニュアル Android端末編
対象目次:「Android EMM設定」
また「Android EMM設定」の際「Google Prayアカウント」か「Googleアカウント」が必要になります。
・Google Prayアカウントの注意点
「Google Playアカウント」に長期間ログインされない場合や、Googleのポリシーに違反した場合に
アカウントが無効、または削除される場合があり、ご利用ができなくなる機能があります。
長期間ログイン無効化対策として、ほとんど使用しない「Google Playアカウント」の場合、
登録したGmailのアカウントへ定期的なログインを実施していただく必要があります。
・Googleアカウント使用の注意点
Android Enterprise登録を行わない端末では、EMM登録に使ったアカウントを
使用しているAndroid端末は、GmailやカレンダーなどのGoogleアプリが使用できなくなります。
詳しい登録の流れは下記マニュアルの対象目次を参照ください。
対象マニュアル:Android端末向け(UIバージョン2、または3)>操作マニュアル Android端末編
・「Device Owner (Android Enterprise)」×「3G/LTE接続方式」
対象目次:「3G/4G接続端末をアクティベーションする(Android Enterprise) 」
・「Device Owner (Android Enterprise)」×「Wi-Fi接続方式」
対象目次:「Wi-Fi接続専用端末をアクティベーションする(Android Enterprise)」
①-2.Device Owner(Android Enterprise非対応) でアクティベーションする場合
※アクティベーション時、端末の初期化が必要となります。
詳しい登録の流れは下記ページをご参照ください。
WORK-MANAGED DEVICEに設定する
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/sections/360000037941
①-3.Device Admin(従来版)でアクティベーションする場合
※アクティベーション時、端末の初期化は不要ですが、Android10以降はご利用できません。
またAndroid10以降にアップデートした場合もご利用できなくなります。
※アクティベーション時に端末にSIMが挿入されている状態であれば「3G/LTE接続方式」
SIMが挿入されていない場合は「Wi-Fi接続方式」となります。
詳しい登録の流れは下記マニュアルの対象目次を参照ください。
対象マニュアル:Android端末向け(UIバージョン2、または3)>操作マニュアル Android端末編
・「Device Admin(従来版)」×「3G/LTE接続方式」
対象目次:「3G/4G接続端末をアクティベーションする(従来版) 」
・「Device Admin(従来版)」×「Wi-Fi接続方式」
対象目次:「Wi-Fi接続専用端末をアクティベーションする(従来版)」
②端末をインアクティベーションする方法
mobiconnectに登録されている端末(他のアカウントに登録されている場合も含む)は、
インアクティベーションを行わない限り再登録ができないだけでなく、
ライセンスを使用し続けます。
このため、破損・紛失などで端末が新しくなる場合も
インアクティベーションを行う必要があります。
※管理画面上で端末を「削除」まで行うことでライセンスが空きます。
端末を再登録する場合には「削除」作業は不要です。
また端末のMDM方式、通信可否によりインアクティベーションの手順や種類が異なります。
※下記項目の「強制インアクティベーション」は端末の状態により、
初期化が必要となる可能性があります。
通常のインアクティベーションが行える条件時に
「強制インアクティベーション」を行わないようご注意ください。
-----------------------------------------------------
②-1.通常のインアクティベーションについて
②-2.強制インアクティベーションについて
②-3.端末の削除方法
-----------------------------------------------------
②-1.通常のインアクティベーションについて
基本的にはこちらの方法でインアクティベーションを行います。
下記より、当てはまるMDM方式をページをご参照ください。
インアクティベーション手順 (3G/4G、Wi-Fi共通)
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206328842
②-2.強制インアクティベーションについて
破損・紛失などで、その端末を今後利用する予定がない場合(破棄する場合)や、
アクティベーション中の端末を初期化してしまった場合など、
(アクティベーション時のMDMプロファイルが端末に存在しない場合)
mobiconnectからのジョブを端末に実行することができなくなった場合に、
強制インアクティベーションを行います。
強制インアクティベーションの注意点としては、端末と通信をしない登録解除方法のため、
インアクティベーションをする際に、端末上で既に適用されている制限や、設定を解除しません。
この場合、制限や設定内容によっては、何をしても解除できない状態になり、
端末の初期化が必要となります。
【緊急時処理】Android端末・アプリケーションの強制解除(3G/4G、Wi-Fi共通)
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206328862
インアクティベーションが完了すると「端末状態」が「無効」になり、管理画面上で削除が可能になります。
※「端末状態」から再度アクティベーションすることも可能ですが、ライセンスは消費したままとなります。
![]() |
削除手順:
1.削除したい「無効」端末にチェックを入れます。
2.上部に表示されるアイコンよりゴミ箱アイコンを選択します。
3.端末にクライアントアプリ(mobiconnectのアプリ)が入っていないことを確認し「端末一括削除」を選択します。
上記で管理画面上より端末が削除され、ライセンスが空けられます。
![]() |
以上となります。 引き続きmobiconnectをよろしくお願いいたします。
mobiconnectカスタマーサポート