2020年9月30日
お客様各位
いつもお世話になっております。
mobiconnectサポート窓口です。
2020年1月17日にお知らせいたしました、iOSおよびiPadOS13.3以降の非監視対象の端末で
IVI MDMプロファイルの削除が可能になる事象について、発生当時Apple社より今後のOSアップデートにて
対応検討中との回答を受けておりましたが、最終的に、修正対応を行わない旨の回答を受けました。
つきましては、本事象をOSの仕様による機能制限事項とさせていただきたく存じます。
ご利用中のお客様にはご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんが、IVI MDMプロファイルの削除を
制限する場合は、監視対象への設定をご検討いただきますようお願い申し上げます。
※監視対象にするには条件があります。
詳細・手順については以下のサイトをご参照ください。
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/206327542
■機能制限事項■
<対象OSバージョン>
iOSおよびiPadOS13.3以降の端末
<制限内容>
非監視対象の端末をIVI MDM方式、またはHybrid MDM方式で登録した際に、
IVI MDMプロファイルおよび削除不可に設定した構成プロファイルが削除可能な状態となる。
【注意事項】
※すでに登録済みのiOSおよびiPadOS13.2以前の端末をiOSおよびiPadOS13.3以降にアップデートした場合、
インストール済みの IVI MDMプロファイルでは本事象は発生しません。
ただし、アップデート後にフィーチャーセットをタップ方式で再適用した場合は、本事象が発生します。
※すでに登録済みのiOSおよびiPadOS13.2以前の端末では本事象は発生せず、従来通りIVI MDMプロファイルを
削除することはできません。
※IVI MDMプロファイルが削除された場合、以下の動作となります。
- タップ方式で適用したフィーチャーセットによる制限設定が解除されます。
- IVI MDMで登録された端末の場合、遠隔初期化を実行することができなくなります。※1
※削除不可に設定した構成プロファイルをファイル配信機能のタップ方式で配信した場合も、
端末側で削除することが可能になります。
■ IVI MDMプロファイルを削除した場合の対応方法■
以下の操作を実施するとIVI MDMプロファイルが再インストールされます。
<フィーチャーセットをタップ方式で適用している場合>
フィーチャーセットをタップ方式で端末に再適用してください。
<フィーチャーセットをタップ方式で適用していない場合>
2018年12月31日以前に開設されたアカウントでIVI MDMで端末を登録している場合、
遠隔初期化の機能を復帰させるため、何も制限していないフィーチャーセットを
端末に適用してください。
※フィーチャーセットの適用により、IVI MDMプロファイルを再インストールした場合でも、
端末側での削除は可能な状態です。
ご利用中のお客様にはご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
以上、今後ともmobiconnectを、何卒よろしくお願い申し上げます。