UIバージョン2とUIバージョン3ではデータ設計が異なるため、UIバージョン2で登録したVPPトークンをUIバージョン3で利用するには、VPPトークンを移行する必要があります。
移行の際には、予め注意事項をご確認ください。
管理画面UIバージョン確認手順
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900000068726#UIChange
目次
動画で解説:VPPトークン移行について
1. VPPトークン移行に関する注意事項
2. VPPトークン移行後の各UIバージョンでの表示・操作について
3. VPPトークン移行手順
4. Managed App Configuration設定をご利用の場合の注意事項
動画で解説:VPPトークン移行について
動画内目次
①VPPトークン移行の対象可否
1. mobiApps画面のUIバージョン3対応について【秒数00:28】
2. UIバージョン利用状況による、VPPトークン移行作業対象可否について【秒数01:45】
3. 移行可能、移行不可なVPPトークンについて【秒数02:29】
②VPPトークンを移行する時の注意点
1. VPPトークンが移行できる条件【秒数04:19】
③VPPトークン移行の手順
1. UIバージョンを2から3へ変更する手順【秒数06:28】
2. VPPトークンをUIバージョン3へ移行する手順【秒数07:38】
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1. VPPトークン移行に関する注意事項
同一のアカウント内で管理者が異なる複数のグループが存在する場合、VPPトークンは共用せず、ASMまたはABMの管理画面でそれぞれ場所(ロケーション)を作成し、VPPトークンをダウンロードして各グループに登録することが推奨される運用方法となります。
しかしながら、教育委員会(または保守業者)が購入したライセンスで管轄の各学校の端末にインストールし、アプリのアップデートの運用は各学校の管理者に移譲するというケース等、複数のグループで同一のVPPトークンを参照する必要がある場合があります。
そのようなケースの場合、上位グループのVPPトークンを移行後、下位グループにライセンス共有をすることにより、全ての共有先でVPPユーザーやライセンス割り当て情報が閲覧可能になります。
※ライセンス共有は2021年9月20日のリリースで追加される機能です。
上記構成例では、X市教育委員会グループに登録されているVPPトークンを移行し、A中学校グループとB中学校グループにライセンス共有します。
上位グループにVPPトークンを登録していないグループ構成の場合、UIバージョン3で新規登録し、下位グループにライセンス共有してください。
2. VPPトークン移行後の各UIバージョンでの表示・操作について
VPPトークンおよびVPPアプリ・ブックは、UIバージョン2で作成されたデータとUIバージョン3で作成されたデータに互換性がありません。そのため、表示しているUIバージョンとは異なるUIバージョンのデータの閲覧・削除・編集に制限があります。
UIバージョン3で管理画面を表示している場合
UIバージョン2で作成されたデータは非表示となり、UIバージョン3で作成されたデータのみ閲覧・編集・削除が可能です。
UIバージョン2で管理画面を表示している場合
UIバージョン3で作成されたデータは閲覧可能ですが、削除および一部のデータの編集ができません。
UIバージョン2の画面上でのVPPトークンについて
以下のVPPトークンは、UIバージョン3で作成されたデータとなり、UIバージョン2の画面では、編集・削除ができません。
※ライセンスの割り当て・回収は可能です。
- UIバージョン2で登録し、UIバージョン3に移行したVPPトークン
- UIバージョン3で登録したVPPトークン
<VPPトークン一覧画面>
UIバージョン3に移行されたVPPトークン、または、UIバージョン3で作成されたVPPトークンは、互換性に関する警告が表示され、背景がグレーで表示されます。
<VPPトークン詳細画面>
編集・削除することはできません。そのため、編集・削除ボタンは非表示となります。
また、互換性に関する警告メッセージが表示されます。
UIバージョン2の画面上でのVPPアプリ・ブックについて
以下のVPPアプリ・ブックは、UIバージョン3で作成されたデータとなり、UIバージョン2の画面では、削除およびグループの移動ができません。
- VPPトークンの移行によって登録されたVPPアプリ・ブック
- UIバージョン3でVPPトークンを新規登録または同期することで登録されたVPPアプリ・ブック
※UIバージョン3にVPPトークンを移行した場合、UIバージョン3のアプリ・ブックのデータとUIバージョン2で登録済みのアプリ・ブックのデータが表示されることになります。
UIバージョン2で登録済みのアプリ・ブックのデータは、移行前と同様に利用することが可能です。
<VPPアプリ・ブック一覧画面>
UIバージョン3で作成されたVPPアプリまたはブックは、互換性に関する警告が表示され、背景がグレーで表示されます。
<VPPアプリ・ブック詳細画面>
VPPアプリ・ブックを削除することはできません。そのため、削除ボタンは非表示となります。
<VPPアプリ・ブック編集画面>
グループ移動をすることはできません。そのため、グループ移動ボタンはグレーアウトしてクリックできません。
また、互換性に関する警告メッセージが表示されます。
3. VPPトークンの移行条件・手順
移行条件
以下の条件を満たす場合移行することが可能です。
- UIバージョン2で登録され、UIバージョン3への移行が未実施であること。
- 有効期限の失効日時を過ぎていないこと。
- 他社MDM製品にて管理されていないこと。
- mobiconnectの他のアカウントIDにて管理されていないこと。
- ASMまたはABMの管理画面でコンテンツトークン(サーバトークン)に紐づく場所(ロケーション)が削除されていないこと。
移行手順
- サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
- VPPトークンが登録されているグループを選択します。
- 「VPPトークンの移行」をクリックします。
※移行済みのVPPトークンが登録されていない場合、「VPPトークンの移行」をクリックします。
<移行済みのVPPトークンが登録されていない場合>
- 移行するVPPトークンの「移行」ボタンをクリックします。
- 「OK」ボタンをクリックをします。
- VPPトークンが移行され、ステータスが移行済みになります。
4. Managed App Configuration設定をご利用の場合の注意事項
UIバージョン2のアプリデータに登録したManaged App Configuration設定は、互換性がないため、UIバージョン3のアプリデータには引き継がれません。
VPPトークン移行後に再登録する必要があります。