1. 端末タグとは
2. 端末タグが設定可能な項目を含む遠隔設定
3. 端末タグを使って設定を端末に適用する
4. 端末タグを使って「端末表示名」を変更する
5. 端末タグを使って「Managed App Configuration設定」を設定する
1. 端末タグとは
端末タグ機能を使⽤することで、1つの遠隔設定を使⽤して端末ごとに異なる設定を適⽤することが可能となります。
これにより、端末や利⽤者ごとに個別に設定が必要なメール設定やExchange ActiveSync設定などを、各端末ごとに設定を作成する必要がなくなり、1つの遠隔設定を使⽤して多数の端末に対して適⽤することが可能となります。
端末タグには「キー」と「値」があり、遠隔設定にキーを設定した場合は、その設定を適⽤する端末の端末情報に登録されているキーと合致する値が設定された状態で適⽤されます。
2. 端末タグが設定可能な項目を含む遠隔設定・アプリ設定
設定可能な項目については、マニュアルをご確認ください。
【iOS端末向けの操作マニュアル】
7.4.3.WLAN設定
7.4.4.VPN設定
7.4.5.メール設定
7.4.6.Exchange ActiveSync設定
7.4.7.ブックマーク設定
7.5.2.iOS・macOS設定
【iOS端末向けの操作マニュアル mobiAppsオプション】
11.2.2.Managed App Configuration設定
12.2.1.Per-App VPN設定
3. 端末タグを使って設定を端末に適用する
端末タグを端末に設定後に、端末タグの情報を含む遠隔設定を適用します。
①端末タグを端末情報に設定する。
②端末タグのキーを含む設定を作成し、端末に適用する。
①端末タグを端末情報に設定する。
- 端末情報のCSVファイルをダウンロードする
【iOS端末向けの操作マニュアル】
「 5.2. 端末情報をCSV出力する」
※「全端末」のCSV出力、「全項目の出力」で出力したCSVをご利用ください。任意の項目のみ出力したCSVはフォーマットが異なるため利用できません。 - CSVファイルに端末タグ情報を入力する。端末タグの項目を、新たにV列に作成します。
【iOS端末向けの操作マニュアル】
「5.3.1.1.端末⼀括更新のCSVファイルフォーマットについて」
・端末詳細情報のCSVファイルのV列以降を削除
・V列以降に端末タグ情報を追加。※改行は入れないようご注意ください。
1行目ヘッダー 「任意の値」(「端末タグ情報(設定項目名)」などわかり易いのが好ましい) 2行目以降 「任意の値(key)= 値」の形式 ※複数の端末タグを設定する場合は、W列、X列とV列以降に追加してください。
- CSVファイルで一括更新
【iOS端末向けの操作マニュアル】
「5.3.1.複数の端末情報を⼀括で更新する」
※設定した端末タグは、端末詳細画面にて確認できます。
②端末タグのキーを含む設定を作成し、端末に適用する。
- 対象の遠隔設定について、端末タグ("[]"(半角)で囲った”key”)を設定した項目を含めて作成します。
- 対象の遠隔設定を端末に適用します。